「リカスタ」の 5大シャトーボルドーワイン買取

シャトー ラフィット ロートシルト（Chateau Lafite Rothschild）は、メドック地方ポイヤック村の北端に位置するボルドー5大シャトーの一つです。
「ラフィット」という呼び名は中世の農園の名称として14世紀の文献に登場し、古いガスゴーニュ語で「小高いところ」を意味する「La Hite」（ラ イット）から由来しています。
またラフィットは中世フランスのヴェルサイユ宮殿の晩餐会で愛飲され、ボルドーワインのなかでも「王のワイン」として名声を得ていました。

シャトー ムートン ロートシルト（Chateau Mouton-Rothschild）は、ボルドーから北西50km、メドックのポイヤックに位置しており、5大シャトーの一つです。
ポイヤックの第1級格付けシャトーで、1855年に行われたメッドクの公式格付けを覆して1973年に2級から1級に昇格という偉業を成し遂げたワインです。
シャトー ムートン ロートシルト（Chateau Mouton-Rothschild）のラベルはリリース年ごとに絵柄が異なっており、1945年の第二次世界大戦の勝利でＶマークのエチケットを採用したのをきっかけに、それ以来毎年著名な画家にデザインを依頼しています。日本人もラベルの描いており、1979年に画家の堂本尚郎がデザインしております。

シャトー ラトゥール（Chateau Latour）は、ボルドー北西、メドック地区のポイヤック南東端に位置します。
1855年のボルドーワインの格付けでは第一級を獲得しています。
シャトー・ラトゥールは、５大シャトーの中でも男性的なたくましいワインとして知られており、“不作知らず”とも呼ばれるほど安定したワインを作り出しています。
ラベルに描かれているサン・ランベールの塔は、14世紀後半に作られたものと考えられています。

シャトーマルゴー（Chateau　Margaux）は、ジロンド県の県庁所在地ボルドーの北方、メドック地区マルゴー村にある5大シャトーの一つです。
5シャトーのなかでも「ワインの女王」と呼ばれ、最も女性的なワインとされています。
シャトー マルゴーは、ルイ15世の寵姫マダム・デュ・パリやマルクス主義で知られるエンゲルス、文豪ヘミングウェイなど歴史的な著名人にも愛飲され、また日本では映画「失楽園」のラストシーンでマルゴーが登場し、一般にも広く知られることになりました。

シャトー オー ブリオン（Chateau Haut Brion）は、ボルドー近くのペサックにある。 グラーヴ地区に位置し、ＡＯＣペサックレオニャンに入る5大シャトーの一つです。
1855年のボルドーワインの格付けで第1級に位置付されましたが、メドック外の土地が含まれる地所としては唯一の取得です。
国の存続をかけた1814年の「ウィーン会議」にて、豪華な料理とこのシャトー オーブリオンが振舞われ、各国代表の態度も軟化させ、領土を失うことなく乗り切ることができ、ナポレオン戦争で敗れたフランスの救世主と言われています。