「リカスタ」の ウイスキー買取

国際的な品評会で数々の賞を受賞し、山崎・軽井沢・イチローズモルトなどのジャパニーズウイスキーが海外オークションで高額落札されるなど世界的にジャパニーズウイスキーの人気が高まっています。国内では次々と小規模蒸溜所のジャパニーズクラフトウイスキー蒸溜所が設立され、国産ウイスキーの市場が活気づいています。

スコットランドのヘブリディーズ諸島最南端のアイラ島で造られるウイスキーをアイラモルトといいます。アイラ島では大半の蒸溜所が海に面しており、島の約1/4が厚いピート層に覆われています。上質な水も流れているため、ウイスキー造りが広く行われるようになりました。アイラモルトは、独特のスモーキーさ、ピート香、ヨード臭が大きな特徴です。

小さな島々を総称しアイランズと呼び、オークニー諸島、ルイス諸島、ハリス島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島を指します。アイランズモルトに分類される蒸溜所は13ヵ所。海に囲まれた地域のため、潮気のある味わいが特徴の銘柄が多いですが、その他にもさまざまな味わいを持つボトルがあります。

スコットランドのキンタイア半島の端に位置する町、キャンベルタウンで造られるモルトウイスキーをキャンベルタウンモルトといいます。小さな港町ですが、かつて30を超える蒸溜所が存在していました。さまざまな要因が重なり徐々に衰退し、現在は3つの蒸溜所が稼働しています。潮気を含む塩っぽさ、複雑なフレーバーなどの個性的な味わいが魅力です。

スコットランドのハイランド地方北東部を流れるスペイ川流域で造られるモルトウイスキーをスペイサイドモルトといいます。飲みやすい銘柄が多く、フルーティーで華やかな香りが特徴です。スペイサイドは、スコットランドの中で最も多くの蒸溜所が存在し、さらに8つの地域に分けられます。中でもダフタウン地区が有名で、数多くの蒸溜所が集まっています。

東のダンディーと西のグリーノックを結ぶ線の北をハイランドと呼び、かつてスペイサイドもハイランドに含まれていましたが、現在スペイサイドは独立した生産地区とされるのが一般的です。また広大な土地を持つハイランドでは、蒸溜所が多く集中しているため、東西南北の4つのエリアで分類されています。さまざまな個性が際立つ蒸溜所が点在しています。

ローランドは、スコットランドの南東部に位置する地域です。ハイランドと同様に広大な土地で、エジンバラやグラスゴーなどの大都市が点在しており、かつて多くの蒸溜所が存在していました。現在では数は減ったものの、洗練された味わいと繊細な香りを特徴とするウイスキーが生み出されており、都市の活気と伝統が融合した独自のスタイルが注目を集めています。

ブレンデッドウイスキーとは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜ合わせて造られたウイスキーを指します。19世紀半ばに連続式蒸溜機が発明されたことで、グレーンウイスキーの大量生産が可能になり、ブレンデッドウイスキーが広く普及しました。まろやかでバランスの取れた味わいのブレンデッドウイスキーは、より多くの人々に親しまれるようになりました。

ボトラーズとは、蒸溜所や所有企業から樽などの原酒を買い付け、独自に熟成・瓶詰めし販売する業者(独立瓶詰業者)を指します。またボトラーズ(独立瓶詰業者)が販売する製品は、ボトラーズ物と呼ばれています。複数の蒸溜所の製品を取り扱い、独自の商品シリーズを展開するため、商品の種類が豊富であることが特徴です。

北アイルランドとアイルランド共和国で造られるウイスキーをアイリッシュウイスキーと呼びます。法の定義は基本的にスコッチと同様ですが、スコッチとは異なり基本的にピートを使用しないためクセの少ない風味が特徴です。禁酒法などの影響を受け蒸溜所が相次いで閉鎖されたものの、近年ではクラフト蒸溜所が多く誕生しており再注目されています。

アメリカで造られるウイスキーを総称してアメリカンウイスキーといいます。バーボンウイスキーが1番知られているかと思いますがその他に「ライウイスキー」「ホイートウイスキー」「モルトウイスキー」「ライモルトウイスキー」「コーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」の分類があります。

カナディアンウイスキーは、5大ウイスキーの中で最もライトなウイスキーといわれています。ライ麦などを原料にした「フレーバリングウイスキー」とトウモロコシを原料にした「ベースウイスキー」をブレンドしたカナディアンブレンデッドウイスキーが主流です。アメリカ市場と密接な関係を築いており、カナディアンウイスキーのおよそ7割がアメリカで消費されています。